Blanket
人生で初めて、こんなに雪の積もる寒い場所に住んでいます。
今回越してくる前にも、2年ほど前に一度ボストンへ来たことが
ありましたが、あの時の強烈な寒さと雪の記憶で
今回も実はかなり憂鬱でした。。
ところが、実際住んでみると、こちらの家の中はとっても暖かくて
どんなに寒い日も、窓越しに優雅に雪が舞う景色を見て
情緒を感じる心の余裕があるほどです。
この先しばらくは移動を余儀なくされる運命にあるので
あまりモノは持たないようにしているのですが
それでもやっぱり心和むくらいには、おうちのインテリアや家具には
こだわりたいなぁと、思うのがオンナゴコロ・・・(これ大事!)
ボストンという寒い場所で暮らすことが決まった時から
なんとなく、暖かいブランケットのある生活のイメージが
ふくらんでいました。
こちらに来てからもその気持ちは同じまま。
とくにがんばって探していたわけではないのですが
1ヶ月ほど前から、時々のぞく可愛いヴィンテージショップで見つけた
ブランケットがずっと心のどこかに留まっていて、先日、ついに購入しました。
ウールのグレイ地に、きれいなマルチボーダーのようなストライプ模様で、淵にはサーモンピンクのシルクのような手触りの布がパイピングしてあります。
なんだか、サウスアメリカとフレンチのミックスのような
不思議なバランス。
1940年代の、中南米のヴィンテージだそうです。

ここ数年はシンプルモダンやナチュラルテイストが好きだったのですが、最近はプリミティヴな力強さと温かみを感じる、中南米のテイストが気になり始めていました。
(だからニューメキシコへの引っ越しはかなりワクワク!)
そんな時に見つけたこのブランケット、なんだかなつかしいような新しいような・・・不思議な感じです。
うちのニャンコのOKも出たようで、さっそくブランケットの上にしっかり座り込んでいます。
シンプルなうちの空間に、突如としてカラフルなアイテムが入ってきて
なんだか最初は違和感を覚えましたが
だんだんと馴染んでくると、これがまたじんわりうれしい。
残り少ないボストンの冬も、これで楽しめそうです。
