America

アメリカはボストンに移ってきて、3ヶ月が過ぎました。
あっという間のような、もっと長くいたような??
時間の感覚って、よくわからないものです。
渡米したらブログを始めてみようかとは思っていたのですが
なかなかきっかけがつかめずにいたところ
なんと来月末にはここを去り、ニューメキシコに移動することが決まりました。
来たばかりだと思っていたのに、ボストン生活もいつの間にか
残り1ヶ月半だなんて!
せっかくなので、引っ越す前にボストンで感じたこともいろいろと
記しておこうと、こうしてブログをスタートすることにしました。
アメリカという国に住んでみて、今まで旅行で色々と訪れた時とは
また違うことをたくさん感じる日々。
特にここボストンは、アカデミックな場所でもあるだけに
世界中から色々な人種が集まっています。
ハーバードやMITといった世界トップクラスの人々が暮らす一方で
南米やアフリカからの移民も多く見られます。
人種もクラスも、ほんとうに様々な人が暮らしているのです。
アジア人も多く、私も道を歩いていると、通りすがりに人に
普通に英語でぺらぺら〜っと道を尋ねられます。
なんで私に聞くかな〜?!
この隣にいるどう見ても西洋人な人に聞いてくれないかなっ
と、最初は突っ込みたくもなりましたが、だんだんわかってきました。
ここでは、どんな人も、英語を(ネイティヴ同様に)話せて当然
と思われているのです。
人種のるつぼ。それがアメリカ。
こうも様々な人たちを見ていると、人と違っていることが
当たり前のことだと素直に思えてきます。
そして、だからこそ自分の個性や自分の持つバックグラウンドが
とても大切なのだということにも気づきます。
日本にいた時にはほとんど感じたことのなかった愛国心も
じわじわと感じるようになりました。
私は写真を撮るのが好きなので
その場所の景色、風景の違いに敏感なのかもしれないのですが
ここに来てまず目についたのは何と言っても「星条旗」。
公園に、お店に、会社のビルに、地下鉄の駅に・・・
とにかく至るところで見かけるのです。
国旗がこんなふうに景色の中に溢れているのは、日本でももちろん、
ヨーロッパなどの今まで旅をした国でもあまり見られなかった光景だと思います。
これこそ、この国の多様性、そしてそれをまとめようとしている
国の姿勢が表れているんだろうなぁ、と思いました。
「アメリカは町中に国旗がたくさんあってすごく興味深いよ。」
とアメリカ人に話したら
「ほんとに?!そんなこと気がつかなかった!」
ええ!!
うそ〜 こんなに主張してるのにっ

青い空に悠然とはためくその姿は、やっぱり存在感たっぷりです。